【合格体験談】
2017年12月31日 Iさん(社会人)
受講講座: IELTS Course 7.5
最終スコア: Overall 8.0 (L7.5 R9.0 W7.5 S7.0) ※受講前: IELTS未受験(TOEFL 97)
合格校: University of Cambridge、London Business School ※いずれもMasters in Finance
1. 講座内容でスコアアップの役に立ったと思うこと
【Reading】
キーワードを拾いながら、該当する設問と文章とを平仄を合わせて回答する仕組みを理解できたため、効率的だと感じました。答え合わせの時に文章も丁寧に解説頂けるため、理解に漏れがなく、パターンを一通り理解すれば後は反復練習に専念できました。
【Listening】
一問ずつ丁寧に答え合わせと内容の吟味を行い、また全出題パターンが網羅されているため、それから外れた出題は出ないことに安心感を持てました。
【Writing】
下手に難しいアイディアや言い回しを避け、極力シンプルな文体、文法、イディオム、単語に絞った書き方に専念するようご指摘頂きました。覚えておくべき内容がシンプルなものとなり、添削を受ける度に上達していくことが実感でき、本番二回目での自己最高点(7.5)につながったと思います。
【Speaking】
講座の中では一度軽く練習をした程度でした。オンライン英会話で事前にいただいた出題事例を練習することで、本番も落ち着いて回答できたかと思います。
【その他】
少人数で受講できるため、不明な点など遠慮なく講師とやり取りできました。また、短期集中のため、忙しい社会人にとって、 受講日(土曜日)5時間に集中し、日曜に復習、平日は日に1~2時間事前課題に費やすという効率のよいパターンを自分で築くことができました。
2. 講座外でのご自身の勉強方法などについて
【Reading】
講座が始まる前は、自分の興味のある分野の英語の書籍(テスト用のものではなく、一般のもの。)をKindleで読んだりしていました。講座が始まってからは特にそれ以外のことはしていません。GMAT用の単語帳は、平行して使っていました 。
【Listening】
受講前から続けておりましたが、自分の興味のあるトピック(IELTSやTOEFLなどのテスト用の音源ではありません。)でオンラインでDLできる音源を通勤中に聞いていました。講座が始まってからは、オフィシャルガイドで講座で使われなかったセクションを追加でやる程度でした。
【Writing】
講座以外には特に何もしていません。 一般的な社会問題を簡素な分量で考えることのできる教養が大切だと思います。
【Speaking】
DMM英会話で、当講座で配布された問題を用いて、Mockテストをやっていました。自分が話す方が主体となるため、ネイティブは使っていません。
3. スコアアップに繋がらなかったと思うことや、勉強中に苦労したことについて
【Reading】
講座中にカバーする単語はほぼ知っているものでした。時間内に効率よくとききるスピード感・割り切りが大事だと思います。
【Listening】
スコアアップにつながらなかったと思ったことはありませんが、イギリス(やまれにオーストラリア)のアクセントのため、北米のアクセントに慣れていた私にはしばらく違和感があり、慣れるのにしばらく要しました。
【Writing】
はじめは、経験値が逆に難しい文章やトピックを説明しようとする風に文章を書いてしまい結果として読みにくいものになってしまうなど、深く考えてしまう癖からぬけるのに苦労しました。
【Speaking】
Wと同様に、あまり冗長に難しく自分を説明しすぎず、ある程度脚色・デフォルメしてでもバッサリと、シンプルに言い切るようにした方がよいと思います。
4. これからTOEFL、IELTSを勉強される方、留学を目指す方へのアドバイス
・LINGOなどの予備校利用前に、単語、Listening能力、Speakingの基礎体力をつけておいた方がよい。自分のレベルにあった単語帳、オンラインのListening素材、オンライン英会話などを隙間時間を活用してコツコツ続けておくことが重要。
・IELTSは、イレギュラーな出題はほとんどないため、予備校受講を通じてテストの構造・特性を把握し、LINGOの指導以外のことに手を出さず、同じことを反復した方がよい結果につながる。TOEFLも同様と思われる。
・GMATはより難解に感じた。VerbalのSCを除き、正直一番タメになったのはたった数十ドルで購入できたPrepのオフィシャル問題集。
・ Personal Statementに限らず、推薦状、Application上の設問への回答、面接準備にはかなりの時間を要するし、独断では判断しない方がよいものが多いため、時間と費用がよりかかると思った方がよい。そのため、テストものは短期的に集中して通過できることが大切。